この記事では、私の生い立ちと共にどうしてフリーランスとして生きると決めたのかを書きます。
ぜひ、最後までご覧ください。
常に安定志向の学生時代
中学生の頃の夢は「公務員」になることだった。理由は大きく2つあった。
- 経済的に安定しているため、困ることがない。
- 周りからの自分に対する評価が良くなり、いい人と見られる。
まずは経済的に安定していることだ。公務員は安定して給料が入り、解雇されることがない。安定思考の人間にはもってこいの職業とも言える。2つ目は、周りからの自分に対する評価が良くなり、いい人と見られることである。周りからいい人と見られたい、普通の人間だと思われたい。そのようなことばかり考えていて、他人軸で学生生活を過ごしていた。
安定を手に入れた社会人時代
ついに学生時代の夢であった公務員になれた。安定を手に入れた。もうこのまま荒波を立てず、幸せになることができる。日本において一般的とされている幸せのレールに乗ることができた。公務員として安定した生活を送ること1年が過ぎた頃、私の中である気持ちが芽生え始めた。
- 一度しかない人生で、こんな刺激のないもので後悔しないのか
- 平日は死んだように過ごし、仕事が休みである土日だけ自分らしく生きることが幸せなのか
この2点である。毎日、満員電車に揺られ、決まった職場へ行き、決まった作業を決まった時間まで行うその生活をこの先40年以上し続けることに、もったいないと感じるようになった。
フリーランスになったきっかけ
安定志向の私が、フリーランスという不安定な働き方を選ぶことを決めたきっかけは、ある本との出会いである。
その本が「DIE WITH ZERO」である。
この本に書いてある文章をいくつか抜選して紹介する。
- リスクを簡単に取れる時期を生かし切れていない人が多い。若い頃の方が失敗のダメージは少なく、成功して得られるメリットは大きくなる。
- 死ぬまでに使い切ることのない金を貯めることばかりに労力を注ぐのではなく、今すぐ人生を最大限に楽しもう。
- 人生の充実度を高めるのは、その時々に相応しい経験なのだ。
- 金のために人生を犠牲にすべきでは無い。仕事や物質の奴隷になってはいけない。
この本の影響で自分らしく生きていく勇気をもらうことができた。私の人生において大きなターニングポイントとなる本になった。
フリーランスとして生きる
幸せとは何か。人によって様々なではあるものの、幸せのテンプレートは存在する。
勉強をたくさんして、学力の高い学校へ進学し、定職につき、身を粉にして働き、結婚し子供を育て、一軒家を買い、親の面倒を見る。
私が危機感を感じていることは、この幸せのテンプレート以外は幸せではない。と考える人間が日本には特に多いことである。もう少し、自分らしく自由に生きてもいいのではないか。自分の人生なのだから。